自宅墓.comです。
こんなニュースを見つけました。
福井市営霊園が使用者わからず、雑草生え放題
誰の墓地?雑草生え放題…使用者の特定わずか1割 福井市、調査完了は8年後(福井新聞ONLINE) - Yahoo!ニュース
福井県福井市が管理する西墓地と東山墓地、兎越山墓地で、既に使用者が不明となっている約2300区画を含めた全7205区画についての再調査が難航している。墓を管理する親族が亡くなっていたり、転居先が分からなくなっていたりして管理されず、雑草が生え放題になることなどが問題となっている。現時点で確認作業は1割を終えただけで、福井市公園課の目算では作業完了は2029年ごろになるという。
同課によると、西墓地は1959年、東山墓地は78年、兎越山墓地は2007年に整備された。合わせて1万4090区画あり、寺社所有分を除く7205区画を市が管理している。
遺族らに管理されていない墓地は、雑草などが生え放題となり、隣接する墓地の使用者から苦情が市に寄せられている。しかし使用者と連絡が取れないため対応できず、放置されるなど問題になっている。
福井の方はご先祖を大事にするイメージがあります。
不思議な気がしました。
おそらく行政の問題です。
ほとんどの自治体では、無縁墓にならないように何重もの予防策をしています。
まず、申し込み時に継承者がいない人は申し込みできないケースが多いです。
そして継承者の住所や連絡先も入力します。
そうすれば、少なくともも次の代までは管理者がわかります。
そして名義変更の際も次の継承者を必ず決めてもらい氏名・住所・連絡先を記入してもらいます。
次の代の管理者までセットにしておくことがポイントです。
次に、管理料を毎年徴収して、滞納者には連絡します。
使用者が亡くなっていれば、名義変更をするように促します。
親が市営霊園の権利を持っていても、子が知らないことは多いです。
市は管理料の滞納があれば異変に気付き、継承者に連絡します。
毎年チェックポイントを作っておくことが大事です。
規約に雑草のことを書いていて、雑草が生えていると連絡をするという自治体もあります。
記事の写真見ましたが、雑草ひどい状態です。
まわりの人も迷惑でしょうね。
こんなニュースが頻繁に流れると、お墓を建てるのやめようかなって人も増えるはずです。
困りましたね。
それでは。